2017年10月26日木曜日

『整体師』から『蕎麦農家』へ あなたの知らない蕎麦の世界


どうも蕎麦農家の小家です。

あなたの知らない
蕎麦の世界をご紹介します。

大好きな蕎麦を食べたい!

どうせなら、田舎の空いた土地を利用したい!

そんな気持ちで始めた蕎麦栽培ですが、

経験してみて発見したことがたくさんありました。

1:6月中旬。
耕作放棄地を耕しました。
これもなかなかしんどい。

2:畝を作って蕎麦の種を蒔きました。
畝を作ったのは正解でした。
草むしりと収穫が楽になります。

3:蕎麦が育つのを待ちます。
水も肥料も一切なし。
あえて草むしりもしませんでした。
嬉しかったのは畑に生える雑草が減ったこと。
これにより、面倒な草刈りの手間が減りました。

↓1ヶ月後の写真。

↓2ヶ月後の写真
ここら辺で、定期的に
草むしりした方がいいと気づきました。
収穫の際に邪魔になり、効率が落ちます。


↓3ヶ月後の写真
僕の身長を超えるほど成長しました。
普通こんなに大きくならないらしいですが、、、
昔の肥料が畑に残っていたのかな?


4:白い花が黒くなってきたら収穫時期です。
8割くらいが目安かな?
草むしりをサボって雑草があると
この過程で大変になります。

5:刈り取った蕎麦を
稲木(はざ)に干します。
天候にもよるけど、2週間くらい??

実際に感じたメリットは、
実が白から黒になる過程で
黒が8割くらいで収穫しても、
干している間に全体的に実が黒く熟します。
もう一つのメリットは味がよくなるそうです。
(※ネット調べ。本当か?!)
デメリットは準備が大変。

6:乾燥した蕎麦を脱穀します。
振り返ると、
ここが一番注意したいポイントです。
ゴミや土がなるべく混じらないように
脱穀できるといいです。
後の選別が本当に大変。
そうとは知らずに気分良く脱穀しました。
脱穀したらこんな感じ。
これを集めて、袋にまとめます。

7:選別作業に入ります。
茎、枯葉、土、石
色々なものが
様々な大きさで混じっているので
選別が大変です。
ふるいも特大・大・中・小と
サイズにバリエーションがあると楽です。
ある程度選別できたら、

8:唐箕を使ってさらに選別します。
風の力を利用して、軽いゴミを取り除きます。
するとこんな感じに。
ハイテクな機械を使わずに
ここまでできることに感動しました。

ここで終わりかと思いきや、まだまだ大変でした。

9:さらに細かい選別作業!
実と同じサイズと重さの土や石は
ふるいでも唐箕でもうまく除去できません。
↓写真の黒い物は蕎麦の実ですが、
その他の色の物は土や石になります。
では、どーやって取り除けばいいのか?
全部、手作業で行うか。
機械を使うか。

いかに手間暇かけずに、
そばを作るかが
耕作放棄地問題の
解決になると思っているので、
手作業は難しい。

かといって、機械は初期投資がかさみます。

困っていたところ、
珠州のある農家さんが
機械を持っているということで
依頼することにしました。

10:磨き作業
本来はそばの実についている
細かい土などを摩擦によって
取り除く作業ですが、
混じっている土を取り除きます。

11、除石作業。
磨き機では石ころは取れないので
この機械で実と石を分けていきます。
小さな石がそれでも取れないので、
手作業で仕分けしてくれらしいです。


12、脱皮作業
そばの実だけになったら、
黒茶色いそばの殻から中身を取り出します。

13、粉挽き作業
白いそばの実ができたら、
臼で粉にしていきます。
昔は石臼で挽いていたらしいですが、
今は時代が変わったようです。

以上たくさんの方のご協力もあり
初めてのそば栽培は
なんとか粉にすることができました。
嬉しい〜❤️
奥能登の豊かな里山でできた
無農薬のそば粉です。
今度からは在来種など
品種にもこだわりたいですね。

生産者と
加工してくださった小林さん


さ、あとは食べるのみ。

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