いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
定期的に京都へ整体に関する勉強に行っています。
去年の1年間は車で通いましたが、最近やっと電車の方が楽で安いということに気づきました。
このブログはその移動時間を利用して、書いています。
さて、自己紹介の続きです。
プロ養成コースは僕にとって大変厳しいものでした。
決められた時間に描くためとスピードも重要ですし、なおかつクオリティーも高くなければなりません。
みんなについていくのやっとで、宿題も消化しきれないまま課題だけが山済みになっていきました。
同期のみんなは毎週確実にレベルアップしていき、僕は取り残されていきました。
できない悔しさと情けなさで涙が出てくるし、精神的にはかなり追い込まれていきました。
シェアハウスのオーナーさんが初めてご飯に誘ってくれた時があったのですが、当時の僕の様子があまりにも変だったので、これは気分転換が必要と思ったほどでした。笑
講師陣の評価もそれほど高くなかったのか、中盤にある面接で社長のKageさんから、アーティストではなく本社のスタッフとして働いてみないかということを提案されました。
それはそれでもったいないお言葉だったのですが、まだ後半が残っているので、頑張ってみますと言いました。
同期のみんなにも励まされながら、なんとか第8回の最終競技会を迎えました。
15名いた同期の桜も、13名になっていました。
この2ヶ月間でみんな様々な葛藤があるようです。その分とても濃いです。
なかなか上達せずに辛かったですが、一番印象的なのは宿題のライブスケッチで描いたモデルさんたちとの思い出です。
ライブスケッチとは対面で似顔絵を描くのですが、僕は介護施設や上野公園で知らない人に声をかけては経験を積んでいました。
その中には僕の拙い絵でも涙を流して喜んでくれる方や、厳しい評価をしてくださる方など様々でした。
描けば描くほどモデルさんにもっと喜んでもらいたいという気持ちが強くなり、原動力になりました。
最終競技では、講師陣の顔や同期のみんなの顔を描きます。
速く上手に描くことも大事ですが、描きながら会話もしたりとプロとしての姿勢も評価されるようです。
これが終わると、残酷にも1位から13位まで順位が付けられます。
もちろん上位に食い込めば、この次に待っている『特別トレーニング』を受けれる可能性が高くなり、入社への一歩を踏み出すことができます。
当日はいつもと同じように午後からのスタートでしたが、練習のために上野公園でライブスケッチをしてから臨みました。
僕の評価は低く、期待もされていない感じだったので変なプレッシャーはありませんでした。
そして、結果は講師陣もびっくりするものとなりました。
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