いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回も免疫学の権威『安保徹博士』の講演会で学んだ内容を皆さんにシェアします。
糖尿病
糖質をたくさん摂ることで血糖値が上がることは知られていますが、
交感神経が刺激を受け続けることでも糖尿病になります。
事実、糖尿病の診断は40代が多いです。
若くして糖尿病の診断を受けるということは、
『休みなさい』という身体の声です。
これも、自分の生き様が招くことを知って欲しいです。
心臓の病気:狭心症・不整脈など
交感神経が刺激され続けると、血管の収縮から心臓の虚血が起こります。
これは心臓が悪いわけではなく、負担をかけるような生き方が問題です。
無理を続けるとどうなるか?
バイパス手術が必要になったり、心筋梗塞を引き起こしてしまう
という結果になりかねないです。
腎臓の病気
腎臓の構造は、毛細血管が発達した糸球体です。
そこに大量の血液を受け止めて、
後にオシッコとなる原尿を作っています。
交感神経が刺激され続け血流が不足すると、
腎臓が機能しなくなり老廃物を処理できなくなります。
するとクレアチンやBUN(尿素窒素)
という老廃物を処理できなくなり、数値が上がります。
健康診断で上昇していたら要注意。
ここでも日本人はみんな薬で解決しようとします。
処方される利尿剤も(ラシックスなど)
害であることを知らなければいけません。
身体の水分と関係なく利尿させるので脱水が起こります。
分かりやすい症状が喉の渇き。
脱水が起こると血液濃縮が起こるので、ますます血流が悪くなります。
腎臓は血流が悪くなると血圧を上げて血流を呼び込み
自分で調節する力を持っています。
つまり腎臓自ら血圧を上げる機能があるのですが、
多く医者達は腎臓病で血圧が上がった時に、
疾患と考えて薬で血圧を正常に戻そうとします。
せっかく上がった血流が遮断されてしまい悪循環に陥ります。
透析をしている人もやたらに多いが、実はこの治療は間違いです。
腎臓病を悪化させ、どんどん透析にしてしまう流れを
拡大させています。
約15年前の日本の透析患者は10万人、
現在は40万人を突破している。
つまり治せていないということ。
気楽に透析治療に入ってしまうのは危険です。
まずは利尿剤や降圧剤の害で治っていないことを自覚すること。
医者から勧められてもそこで踏みとどまることが大切です。
結局、血流を増やせばいいのだから、
これまでの生き様を見直し軽い体操や入浴を
心がけるなどの生活の工夫をすれば良い。
子宮内膜症や子宮筋腫
子宮内膜症や子宮筋腫の患者さんを調べるとみんな夜更かしをしていました。
昔は寒さ、飢餓、過酷な肉体労働が交感神経を緊張させていましたが、
今の日本人はそれらが少なくなり夜更かしが多くなってきています。
眠ると副交感神経が優位になるので、
起きていること自体が交感神経を刺激していることになります。
夜中の1時や2時に寝ている人は最終的には病気になってしまいます。
講義の最後には質問タイムが設けられ、安保徹先生がみんなの疑問に答えていました。それらも紹介します。
Q:今の西洋医学は必要ないという考えでよろしいでしょうか?
A:そうでもない。
私がなぜこの考えにたどり着けたかというと、
医学を勉強して研究したからです。
間違った方向に行けばそれはダメだが、
なにも勉強しないですべて切り捨てて成り立つ世界ではありません。
だから、切り捨てるというよりも間違ったことを正すということが、
進むべき道だろうと私は考えています。
Q:先生の話を聴く限りでは薬はやめた方がいいという考え方で
間違いないでしょうか?先生は全く飲まないのでしょうか?
A:人間って急に変われません。
こういう変化は社会全体でじわじわ変わっていくもの。
不安で飲みたい人は飲めばいいだろうし、
病院の経営を助けてあげたい人はそうすればいいでしょう。
そういう時代の流れがある。
今は薬が必要だという時代なのでしょう。
僕が薬を飲んでいたら格好悪いので飲みません。
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