2017年1月17日火曜日

糖質制限があなたに必要な理由

いつもブログを読んでいただいきありがとうございます。

前回ご紹介した『ケトン体が人類を救う』の書籍には目を通されたでしょうか?

繰り返しますが、糖質制限に関する正確な情報をできるだけ早く知っておいた方がいいです。

  このブログを書いている時にはこんなコマーシャルをよく観ました。

『お米って太るって本当?これは嘘!お米はパンと比べてカロリーが低いから安心!だからみんなでお米を食べよう!』という内容です。

つまり、お米は太らないからどんどん食べようという主旨ですが、

僕の考えではこれは間違いです。
 
 まず、パンとお米のカロリーでしか考えていない点です。ここでは糖質量を考慮しなければいけません。

人間の身体の仕組み上、余った糖質は脂肪に変換されるのは間違いないので、食べすぎれば太ります。

コマーシャルでは知ってか知らずか、この糖質量の問題が隠れてしまっています。


 お米は美味しいです。僕も大好きですが、『喉元を過ぎれば砂糖と同じ』なのです。

具体的にいうと、お茶碗一杯の白米を150gだとすると、糖質量は55g。

角砂糖に換算すると17個分に相当します。※真ん中のコーラくらいの量になります。



このことについて実験したものが下の表になります。食パン・お茶漬け・砂糖水・素うどんを食べて、食後の血糖値の変化を時間経過で表したグラフです。

※砂糖水にはお米と同じ量の角砂糖を溶かしてあります。
この実験で分かることは、砂糖水がいかに速く血糖値を上げてしまうかということ。

しかし、一時間後には砂糖水とお米を食べた場合の血糖値は同じくらいで、それ以降はお米の方が血糖値の高い状態が続きます。食パンを見ると更にですね。

 つまりお米はとても優れた『精製糖質』だとわかります。

コマーシャルの話に戻りますが、

お米は食べても太らないは間違いです。

ついでに言うなら、パンもお米もジュースも量が増えれば確実に太ります。
 
 癌細胞のエネルギー源も糖だけということは以前お伝えしましたね。

食習慣がいかに癌と深く関わっているかが分かります。(肥満・糖尿病なども同じです。)

ちなみに、癌患者に向いているとされる玄米食ですが、

150gの玄米の糖質量を調べてみると、51gです。

これを知ると、癌細胞を兵糧攻めにする作戦においては玄米食も向いていないと個人的には思います。

脳のエネルギーはブドウ糖だけという説も間違っていることがわかってきています。

『美味しいものは糖でできている』というコマーシャルもありますが、まさにその通りです。

お菓子や清涼飲料水には大量の糖質が含まれています。

それに加え、食事には必ずと言っていいほどお米を食べますね。

お米だけでなく、うどん、ラーメン、ピザ、パン、果物すべて糖質です。



角砂糖を1日50個食べる人はほとんどいないと思いますが、同じくらいの糖質を我々は摂取しています。

厄介なのはそれに気づきにくいようになっていることです。でも身体は正直です。

糖尿病・癌などの生活習慣病患者が増加の一途をたどっていることがそれを物語っています。 

そういえばこの前テレビを見ていたら、イタリアサッカーのトップリーグで活躍する長友佑都選手の私生活が取材されていました。そこで彼はケトン体回路を目指していると言っていました。








そして現在、錦織圭選手も活躍しているプロテニス界でトップに君臨するジョコビッチ選手も糖質制限をしてケトン体で動けるような体作りをしているそうです。

彼の実家はピザ屋さんだそうで、世界ランキングがなかなか上がらなかった時代は、ピザをよく食べていたそうです。しかし体質改善の重要性に気づき、まず食生活を変えたあたりから成績はグンと伸びたという話は有名です。



そろそろ糖質制限に興味が出てきましたか?笑 

有名人がやっているからあなたもやった方がいいと言っているわけではありません。

まずは、身体におけるルールを知ることが大事です。

知ることによって、何が必要で何が不必要なのかが自分で判断できます。

その行動が自分にとって

嬉しいものなのか?

我慢しているのものなのか?

どう考えるかで、ストレスにもかなり差があります。

まずは本を読みましょう( ^∀^)
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