2017年1月21日土曜日

自律神経が乱れたら読みなさい。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は免疫学の権威『安保徹博士』の講演会で

学んだ内容を皆さんにシェアします。

前回まで白血球システムについてでした。

今回は自律神経システムについてです。

 自律神経は内臓や血管など全身に分布し、

呼吸・消化・循環・分泌などをコントロールしていて、

その名の通り自律した神経で

私たちの意思でコントロールできません。

自律神経は2種類から成り立っています。

交感神経:興奮させる。 
           
主な働きは、①気道の拡張 ②血管の収縮 ③血圧の上昇 
      ④脈拍の増加 ⑤胃腸停滞  ⑥発汗の促進 

副交感神経:リラックスさせる。 
        
主な働きは、①気道の収縮 ②血管の拡張 ③血圧の下降 
      ④脈拍の減少 ⑤胃腸活発  ⑥発汗の抑制

この2つは相反するように働き、同時に働くことはなく、

片方が働いていればもう片方は休んでいます。

心や体の状態でこのバランスは変わり、状況に応じて、

どちらかが優位に働く仕組みになっています。

 自律神経失調症とは、どちらかが極端に傾いてしまい、

それが長期間に及ぶような状態が引き起こす様々な症状の総称です。



自律神経システムが乱れてくると、

白血球システムのコントロールもできなくなってきます。

白血球システムのバランスを崩すとどうなるかは、

前回前々回にお伝えしてきた通りです。

交感神経優位になりすぎる人の傾向は、

日本人のように真面目に働くのが美徳という考え方を持った人です。



活躍したい、認められようと忙しさに巻き込まれやすくなります。

最近は女性も社会進出しているので、

仕事と家事を両立しなくてはならないケースが増え、

常に交感神経の緊張状態が続くという状態に

陥りやすくなってしまいました。

私たちは悩んでも交感神経が刺激されるので

精神的ストレスも大きな要因です。

体調が悪くなると顔色が悪くなりますが、

あれも交感神経の刺激による血管収縮が原因です。

そんな時は顔面だけに血管収縮が起こっているわけではなく、

全身で起こっていると考えなくてはいけません。
 
逆に副交感神経が優位になりすぎる人は、

食べすぎや運動不足の人です。

体を鍛えないで食べてばっかりいると

ひ弱になって疲れやすくなります。

そして、気迫にも関係してきます。

困難に立ち向かうのは交感神経の働きだからです。

あまりにも楽をするのはマイナスです。



私たちはいろんな能力をもって無理がききますが、

その無理には限界があります。

夜遅くまで働いて睡眠時間を削るよう生活をしていると、

遂には身体を壊してしまいます。

理想は日中に交感神経が働き、仕事や活動をする。

夕方あたりから副交感神経が働き、ゆっくり休んで癒すこと。

メリハリのある生き方が健康な生き方です。
だから自分の感性を働かせて、

これ以上働いたら・これ以上悩んだら

身体を壊すというようなラインをしっかり引いて

身を守らなければなりません。

なぜなら、健康以上に大切なものはないからです。


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