2017年1月20日金曜日

アトピー患者は読め!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回も免疫学の権威『安保徹博士』の講演会で学んだ内容を皆さんにシェアします。

前回は免疫システムの白血球:顆粒球についてお伝えしました。


A:マクロファージ 5%
  白血球の基本。顆粒球、リンパ球の進化前の細胞。


B:顆粒球60%
  ブドウ球菌など比較的大きな細菌や異物を丸呑みして処理する。


C:リンパ球 35%
  顆粒球が処理できないウィルスや異種タンパク質などの小さな異物を処理する。

今回はC:リンパ球について掘り下げてみましょう。

 リンパ球はあらゆる異物を処理します。

特に顆粒球が処理できないウィルスなどの小さな異物を担当しています。

リンパ球の中ではさらに2つの系統に枝分かれしており、

その一つがB細胞

これはマクロファージ→T細胞の命令を受けて、異物を処理する細胞です。

顆粒球は異物と戦った後は、白っぽい膿を出すことは前回説明しましたが、

リンパ球の場合サラサラした透明の液を出します。

風邪の引き始めには水っぽい鼻水が出て、

やがてドロッとした黄色い鼻水に変わりますが、

あれはリンパ球がウィルスを退治し、

顆粒球が残骸を片付けるという連携が行われた証です。


 戦いを終えたリンパ球はリンパ節でお休みしますが、

この時一部のリンパ球がさっき戦った異物を記憶し、再度侵入してきた時に速やかに処理するように働きます。

これがいわゆる免疫です。

もう一つがNK細胞

がん細胞を死滅させることで有名な細胞ですね。
 

例えば発熱したらどうすればいいでしょうか? 

マクロファージや顆粒球は異物が侵入するとすぐに働き出しますが、

リンパ球が働き免疫が機能するには4~5日間の潜伏期間があります。

よって風邪をひいて熱を出しても、慌てて解熱剤を使う必要はありません。

身体を温めて発汗を促す方法が正解です。

むしろ風邪をひいて高熱が出るようなら免疫を一つ獲得したと喜びましょう。

子供は風邪を引くことが仕事と思ってください。

20歳くらいの大人になるまでにあまり清潔にしていると、

風疹やおたふくにかかっていないという弱点が出てきます。

だから昭和20~30年代に育った子供は体が丈夫でした。

若いお母さんはこのような知識がないので怯えてしまうのも無理はないですが、

うがい手洗いも度が過ぎると良くありません。
 
顆粒球が多すぎても様々な病気の引き金になりますが、

リンパ球も血液中に45%以上になると

無害な異物に対してまで過敏に反応してしまします。

いわゆる自己免疫疾患と呼ばれますが、

ハウスダストに過敏になれば、アトピー・喘息。

花粉に敏感になれば花粉症。

紫外線に敏感になれば紫外線アレルギー。

金属なら金属アレルギー。

リウマチなどの様々な膠原病(こうげんびょう)も同じ理由です。

じんましんは特定の抗原で発症するものもありますが、

50%は精神的なストレスによるものです。

自己免疫疾患の患者さんで共通していた一番の悪習慣は徹夜でした。

多発性硬化症という神経の病気はパソコンの画面の見過ぎで起こっています。

電車に乗れば9割の人がスマホとにらめっこしています。


現在、原因不明と言われる病気がいくつも発症していますが、

昔はなかった病気が増えていることとそれは大きく関係しています。

アトピーが発症したら、

リンパ球が過剰になるような生き様をしているということ。

運動不足・夜更かし・食べすぎ(甘い者はリンパ球を増やす)など。

ステロイド治療では治りません。

対策としては、甘い物を控え、身体を鍛えること。

塩分はリンパ球を減らしてくれます。

リンパ球が45%以下になれば、花粉や紫外線や食べ物などにも反応しなくなります。
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