2017年1月23日月曜日

壮大!男女の出会いと人類の進化の物語

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回も免疫学の権威『安保徹博士』の講演会で学んだ内容を皆さんにシェアします。

今回は『癌』に結びつく、壮大な人類の進化の歴史についてです。

僕はこの話を聞いた時とても感動しましたが、あなたはどうでしょうか?
 
ある事実をほとんどの医者が認識していないから、

癌の本質にたどり着けないのが現状です。

その事実とは、生物の進化の過程にあります。


今から38億年前に生命が誕生しましたが、

その頃は地球にはまだ酸素がありませんでした。

その頃の私たちの先祖は食べ物を無酸素で処理していました。

現在でも身の回りにいる微生物は

ブドウ糖を乳酸に分解しエネルギーを取り出しています。

これが基本的なエネルギー産生の方法で解糖系と呼んでいます。
 
しかし、今から12億年前に大きな事件が起きました。

それは私たちの先祖が無酸素で生きていた細胞に

有酸素のミトコンドリアという細胞が共生したことです。

現在でも私たちは食べ物を食べてエネルギーを取り出す時、

50%は無酸素(解糖系)で取り出し、

50%は有酸素(ミトコンドリア)で取り出しています。

我々の古い先祖は単細胞生物で、
解糖系は無酸素と低体温が好条件です。

解糖系の単細胞生物はあまりにも分裂が早くて希釈される難点がありました。

一方、12億年前に共生した
ミトコンドリアは有酸素と高体温が好条件です。

この共生により分裂のスピードが遅くなり希釈されないというメリットが生まれ、

共生は実現し真核生物が誕生することになりました。
 

真核生物はミトコンドリアが産生する大量のエネルギーを使って、

後に昆虫や哺乳類、無脊椎動物から脊椎動物多細胞化へと進化することができました。
 

ミトコンドリアが入れない原核生物は10億年20億年経った

今でも単細胞のままで進化していません。

ポイントはミトコンドリアが単細胞生物の分裂を抑制するということ。

これは前回ご説明した通りです。そして最終的に発癌の流れにつながってきます。 

 ミトコンドリアを取り込んだ動植物は寿命を持つようになりました。

命に期限ができたことで

次の世代に子孫を残す手段を探し、

何十億年という時間をかけて試行錯誤をしてきました。

その結果、

オスにはミトコンドリアがほとんどない解糖系の分裂する精子を作ってもらうこと。

メスにはミトコンドリアだらけの分裂のない卵子を作ってもらうこと。


そして男女の出会いで12億年前に起こった生命の合体を

もう一度やり直す方法にたどり着いたのです。

つまりこの世のすべての男女の出会いや生殖は生命の進化で生まれた壮大なドラマなのです。


なんか凄くない?そう感じるのは僕だけかな・・・(^_^;)

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